日本航空
JALは、Cirium(シリウム)の航空データおよび分析ツールであるAirline Analytics WorkbookとAirline Route Analyticsを、自社ならびに競合他社の実績の確認に日々活用し、定時性品質と顧客満足を向上させるための施策実施に繋げています。これらのツールは、2,000のデータソースより正規化され、保存され、迅速にアクセスできるようになった300テラバイト以上の情報から得られるリアルタイム分析を提供し、航空会社が情報に基づいた商業および業務の決定を下すことを可能にします。
Airline Analytics WorkbookおよびAirline Route Analyticsをご利用されようと思われた時、 どのような問題や課題を解決されようとしていましたか?
JALグループは、安全運航を大前提に、 環境へ配慮しながら 「定時性」「快適性」「利便性」の面で、 お客さまにご満足いただける質の高いサービスを目指しています。 世界品質の 定時性を目指すうえで、 自社システムでは取得することの できない競合他社を含めた相対的な定時性実績を把握する必要がありました。 あらゆる角度からのデータ分析を通して、 競合他社の実績をベンチマークに定時性品質の維持・向上に役立てることで、お客さま満足度の向上に繋げたいと
考えています。
この2つのサービスは、 日々の業務や計画にどのような影響を与えていますか?
この2つのサービスを活用して日々の定時性実績を集計する ことで、 遅延の傾向分析を行い、 必要な対策を社内横断的に講じています。 またリアルタイムな情報を取得することが 容易なため、 取得したデータをタイムリーに社内共有し、 JALグループ全体での定時性意識の醸成に取り組んで
います。
2021年定時運航レポートをダウンロードする
世界で2番目に定時運航を行う航空会社の詳細を知り、その成功要因を垣間見ることができます。
なぜ、 これらのサービスがあなたの業務に重要なのでしょうか?
お客さまへ高い定時性品質をご提供するにあたり、 自社の実績のみならず競合他社の実績を把握できることから重要なサービスと考えています。
遅延の傾向分析を行い、 必要な対策を社内横断的に講じています。
Airline Analytics WorkbookとAirline Route Analyticsを使用される前と後では、 業務にどのような違い がございますか?
競合他社との実績差をもとに、 精緻な分析および対策を 講じることが可能となりました。 また競合他社の実績を 含めて社内共有を行うことで、 社員がよい刺激を受け、 社内のモチベーションの向上に繋がっています。
弊社のサービスをご利用することで、 予期されていなかった 利点がございましたか? また、 Airline Analytics WorkbookとAirline Route Analyticsのどのような機能が一番気に入られましたか?
予期していなかった利点として、 定時性実績のみならず競合他社の運航便数も容易に把握できる点がありました。またAirline Analytics Workbookにおいて、 同一路線における競合他社との実績比較が出来ることが有用であると考えています。
他のソリューションの中からシリウムのサービスをご選択 された理由は何でしょうか?
シリウム社の保有するデータの正確性・リアルタイム性・ 情報量が他社より優れていたことから、 定時性に関わる データ分析ツールとして選択いたしました。
この2つのサービスを他の人にも勧めたいと思いますか、 またその理由をお聞かせ願えますでしょうか?
正確かつ豊富なデータを、 さまざまな切り口で容易に 取得できることから、 データ分析ツールとして有用であると考えており、 他の人にも勧めたいと思います。
このケーススタディをシェアする
このケーススタディのダウンロード版を入手し、これを有用と考える同僚と共有することができます。