乗客は旅行中、何度もフライト情報にアクセスします。フライトの所要時間、搭乗時間、遅延情報などはそのほんの一例です。彼らは搭乗する機材や到着ゲート、手荷物引き取りターンテーブルについての情報も求めているかもしれません。正確でタイムリーなデータは、フライトの搭乗頻度にかかわらず、優れた乗客体験を保証するのに役立ちます。
乗客がデータへの円滑なアクセスを望んでいるのと同様に、航空関連企業は、貨物の所在を把握したり、ケータリングを適切な機材に届けたり、燃料運搬トラックを最適な時間にゲートに配置したり、次の到着機材のためにゲートを空けたりするために、フライトデータを必要としています。
CiriumのフライトステータスAPI(英語)は、フライトに関する重要な情報を提供します。これらのAPIは、現在最も普及している旅行用アプリケーション、検索エンジン、デジタルサイネージ、フライト情報ディスプレイ(FIDS)、乗客へのアラートなどに使用されています。
APIは、各種アプリケーションの利用を簡便化します。APIを活用すると、最新のデータへのリアルタイムのアクセスが可能となり、データをシンプルに分類し、使用に適したフォーマットで構造化することができます。当社のAPIは、顧客サービスの向上、ウェブサイトのトラフィックの増加、売上の増加、業務効率の改善を加速させる製品をさらに強化します。
違いを生み出す―CiriumのデータとCirium Core
Cirium APIのバックボーンとなっているのは、世界最大の航空データおよび分析結果のリポジトリであるCirium Coreです。他の航空データプロバイダーとは異なり、Cirium Coreは航空会社、空港、政府、ADS-B衛星追跡やその他の何百もの追加ソースからデータを取り込み、それをリアルタイムで使用できるようにキュレートし、変換します。Cirium Coreは常時、2,000のデータソースから300テラバイト以上のデータを管理しています。970の航空会社、17,000の空港、300の機種、40万機の機材、数百万の変更イベントをカバーし、正確性と信頼性を保証しています。
CiriumのフライトステータスAPI
Cirium APIは使いやすさを重視して設計されており、複数のレベルの柔軟性を提供します。例えば、顧客は3種類のAPIを利用することができます。Flight Status by Flightでは、一度のリクエストで一回のフライトの詳細情報が返答され、 AirportおよびRouteでは、複数のフライトの詳細情報が返答されます。このAPIでは、ローカライゼーションのニーズに応えるため、9種類の言語オプションも用意しています。加えて、XMLとJSONの出力フォーマットの両方に対応しています。
Cirium APIが他のAPIと一線を画す点は、検索結果が単なる包括的なリストになっているだけではなく、フライトに関するさまざまな有益な情報を提供するところです。150を超えるデータ要素/属性の例は以下の通りです。
- 予定、推定、実際の出発・到着時間を含む現行フライト情報
- 装置の種類とテールナンバー
- コードシェア情報
- 遅延計算
- 出発・到着のターミナルとゲート
- 手荷物引き取りターンテーブルの番号
- ダイバージョンと回復の詳細情報
Cirium APIの顧客
Cirium APIは、信頼性と正確性を重視して設計されており、ミッションクリティカルなアプリケーションに適しています。その顧客は、トラベルテクノロジー企業、ANSP(航空管制サービスプロバイダー)、ホテル、地上輸送サービス企業など多岐にわたります。
Ciriumのデータは、当社のアプリが主要な価値を提供するために欠かせないものです。当社の目標は、最新のフライト情報をリアルタイムで提供すること、そして世界中で最大限の情報をカバーすることにあります。Ciriumは、当社がこの両方の目標を達成できるよう支援してくれています。
App in the AirのCEO、Bayram Annakov(情報摩擦の除去に関する最近の会話から)
FlightStats.comにあるサンプルのアプリケーション
リスクフリーのCiriumのフライトステータスAPIをお試しください Cirium Developer Studioにおけるフライトステータススキーマ、サンプル実装、使用例など、Cirium API(英語)の詳細について詳しくご覧ください。無料トライアルに登録する(英語)と、その構造を理解し、御社のアプリケーションへの統合についてテストすることができます。