- 正確性によりアメリカン航空とヴァージン アトランティック航空が推薦しているCiriumのCO2排出計算がCirium Skyで利用可能に
- 航空データ・ウェアハウスのCirium Skyは、Ciriumの広範なデータセットへの安全なクラウド・アクセスを提供
- Cirium Skyはデータを利用しやすいよう1カ所にまとめ、運航効率の向上と意思決定の迅速化が可能に
航空旅行業界は今、Ciriumの新しい航空データ・ウェアハウス「Cirium Sky」を通じて、航空分析企業のCiriumが提供するきわめて正確なCO2排出データに簡単にアクセスできるようになりました。
Ciriumのジェレミー・ボウエン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「企業が時間や場所を問わずCiriumの広範なデータ・ウェアハウスにクラウドでアクセスできる単一情報源ソリューションを市場に提供するために、Cirium Skyを開発しました。フライトによるCO2排出についてのCiriumによる計算の精度と正確性のレベルは、現在利用できる推計と比べてはるかに高く、Cirium Sky経由でこのデータにアクセスすることで、顧客企業は持続可能性目標をより速くコスト効率よく達成することができます。」
航空業界がパンデミックの打撃から回復するにつれ、企業が自社の環境・社会・ガバナンス(ESG)面での影響を報告する必要性は、重要性を高めています。
航空機のCO2排出を削減するには、航空会社、空港、航空管制サービス・プロバイダー(ANSP)、航空機ファイナンス企業と航空機メーカー、旅行会社は、航空機とエンジンの仕様、航空会社のスケジュール、実際のフライト・オペレーションなど、フライトによるCO2排出に影響し得る多数の変動要素を考慮した正確なデータを使用する必要があります。
Ciriumの旅行・持続可能性担当バイス・プレジデントのアンドリュー・オコナーは、次のように述べています。「フライトによるCO2排出に関するこれまでの報告には一貫性が欠けており、CO2排出の効果的な測定に使用される一致した指標への合意は進んでいませんでした。Ciriumチームは正確なCO2排出データの基準を確立するというミッションを携え、航空機、フライト、客室座席クラス別の燃料消費、CO2排出の実測値と予測値に目を向けています。こうした基本要素は、航空のほぼあらゆる持続可能性ユースケースの核を成すものです。」
Cirium Skyは最新技術によってデータを利用しやすいよう1カ所にまとめており、企業は運航の非効率性の特定、コスト削減、財務リスクの低減、新しいサービス機会の特定を行うことができます。
広範な航空機の燃料消費とCO2排出データの実測値と予測値を利用できるCirium Skyは、世界規模のスケジュールと乗継ぎ、フライト状況、航空交通管理、天候、世界の航空機フリート、運賃、旅客輸送量を含む業界で最も完全で厚みのある一連の航空データセットを提供します。
Ciriumのデータの正確性と分析は、900を超える航空会社、世界の空港、ADS-B衛星トラッキング、横断的販売網(GDS)などの強力なデータ・パートナーシップに支えられています。
Cirium Skyの詳細については、こちらをご覧ください。
Ciriumについて
Cirium®は航空分析の情報源として世界で最も信頼されています。強力なデータと最先端の分析を提供し、幅広い業界関係者をサポートしています。航空会社、空港、旅行会社、OEM、金融機関が業務を最適化し、十分な情報に基づいた意思決定を行い、収益増大を加速させるために必要となる明瞭性とインテリジェンスを提供しています。
Cirium®はRELXの事業であるLexisNexis® Risk Solutionsの一部であり、専門家およびビジネス顧客向けに情報をベースとした分析と意思決定ツールを提供しています。RELX PLCの株式は、ロンドン、アムステルダム、ニューヨークの各株式市場において、以下のティッカーシンボルを使用して取引されています。ロンドン:REL、アムステルダム:REN、ニューヨーク:RELX
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